18-19 サンプドリア

18-19シーズンが終わりました。

僕がサンプドリアを追い始めての2年目が終了

サンプドリアを追い始めるきっかけとなったコフナツキがシーズン途中に退団してしまったのは本当に辛かった。

それでもサンプドリアへの気持ちは一切変わらず、逆にコフナツキの移籍先であるデュッセルドルフは何試合か見たけど全く響かなかった。

いつのまにかコフナツキだけでなく芯からサンプドリアのファンになっていたらしい。うん、これで良かったと思う。

 

 

とりあえず一つ言えるのは、サンプドリアは楽しい!

 

 

 

 

 

18-19シーズンはセリエAで15勝8分15敗

勝点53の9位。60得点51失点。

 

昨季からは勝点1減だが順位は1つ上がった。

得点は4点増えて失点は9点減った。

 

昨季の主力であるヴィヴィアーノ、シルベストレ、フェラーリ、トレイラ、サパタが抜けてどうなるかと思ったが、勝点は減ったものの成績は微妙に向上。

 

 

 

第1〜19節 8勝5分6敗勝点29。

第20〜38節7勝3分9敗勝点24。

 

後半戦に失速気味だったが数字で見るとそれほどではなかった。後半戦も勝点29つめてたとしても58止まりで順位に変動は無し。サンプドリアが過剰に失速気味に見えたのは、アタランタミラン、ローマ、トリノが後半戦で上がってきて抜かれていったからだと思う。それらのチームに付いて行けなかったことが今のサンプドリアの脆さ。

 

 

 

チーム内得点ランク

1位 クアリャレッラ 26得点/37試合

2位 デフレル 11得点/36試合

3位 カプラーリ 6得点/21試合

4位 ガッビアディーニ 4得点/18試合

4位 ガストン 4得点/27試合

6位 リネティ 3得点/32試合

7位 サポナーラ 2得点/22試合

7位 プラート 2得点/34試合

9位 トネッリ 1得点/19試合

9位 コフナツキ 1得点/13試合

 

 

最前線2人の得点にはもちろん大満足。控えのカプラーリとガッビアディーニもほぼシーズンの半分ずつ出場、合わせて10得点でまずまず。

中盤はプラートとリネティ合わせて5得点のみ。2人とももう少しとってほしかった。それよりも問題はヤンクト。新加入の選手のなかでもっとも期待していただけに残念。

しかし1番の問題はセンターバックの得点。アタランタ戦でのトネッリの1点のみ。セットプレーでの迫力が無かった…。セットプレーは勝負強いチームはほとんど持ってる武器なので向上させたい

 

 

 

僕が選ぶ今季の優秀選手トップ5

 

5位エミル・アウデロ

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ヴィヴィアーノが抜けてナポリから来たラファエルがスタメンになると思っていた。しかし実際はユベントスからローンでやってきた無名の若手アウデロだった。第4節フィオレンティーナ戦でのパフォーマンスで全ドリアーノが信頼を置いた。チームの窮地を水際で防ぎ何度も勝利に貢献してくれた。シュートストップは力強く、信頼を置いてる。足元の技術にも自信を持っている。キックの精度がいまいちなので来季はその点の向上を求めたい。

 

4位アルビン・エクダル

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サンプドリアの核にして全てだったトレイラの後釜としてやってきた。タイプも全然違うし正直不安しかなかった。シーズンが終わった今もトレイラの穴を埋めれたとは微塵も思っていない。でもエクダルにはエクダルのスタイルがあった。出し手としての技術もセンスもトレイラの足元にも及ばないが、フィジカルの強さとリーチを生かしてボールをキープし相手を引きつけ味方をフリーにして、あとはプラートやリネティに任せることを徹底。ファウルをもらう技術が高く、エクダルに渡せば時間が保証される。

 

3位ヨアヒム・アンデルセン

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昨季の終盤に出場機会が与えられてジャンパオロの信頼を得たデンマークの若きCB。セリエA全体で見ても彼のブレイクはサプライズだった。高さ、強さ、速さ、ビルドアップと多くを兼ね備えるいわゆる現代的CB。今夏にほぼ確で移籍する。ウインガーが幅を取るチームに行けばキックの精度がより浮き彫りになるので良いチームに行ってほしい。

 

2位ファビオ・クアリャレッラ

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セリエAの得点王。セリエAナンバーワンストライカー。得点感覚が歳を重ねるごとに鋭くなり、パターンも豊富。そこにいる安心感。

 

1位グレゴワール・デフレル

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36試合11得点3アシスト。数字を見ればクアリャレッラのパートナーとしてまずまずの数字。しかし大事な時に彼は決める。11得点のうち5得点が決勝点。単純に考えてデフレルで勝点10を積んでいる。さらにはミラン戦、ユベントス戦、ローマ戦、ジェノバダービーで1得点、ナポリ戦で2得点と大きな試合にめっぽう強い。それに加えてプレッシングをサボらないし半端なく上手い。デフレルが高い位置で奪い切って速攻というシーンは毎試合のように見た。クアリャレッラの運動量の低下をかき消すほどカバーしてくれた。その点でチームにとってももっとも大きな存在だったと思う。

 

 

選手採点

 

アウデロ 7.0

ラファエル 6.0

アンデルセン 7.5

トネッリ 6.0

コリー 6.5

フェラーリ 5.5

ベレシンスキ 6.0

サーラ 5.5

ムッル 6.5

タヴァレス 5.0

バレート 5.5

エクダル 7.0

ヴィエイラ 5.5

ヤンクト 5.0

リネティ 6.5

プラート 6.5

ガストン 5.5

サポナーラ 6.0

カプラーリ 6.0

デフレル 8.5

ガッビアディーニ 5.5

クアリャレッラ 8.5

サウ 5.5

 

 

 

ベストマッチ

1位 第2節サンプドリア3-0ナポリ

2位 第15節ラツィオ2-2サンプドリア

3位 第28節サッスオーロ3-5サンプドリア

 

 

 

 

総括。今季は気持ちの入れ方が難しかった。調子が上がってきた!と思ったら次の試合であっさり負けたり、逆も然り。

最後までそんな感じだった。

最終節まで6試合勝ててなくて良くない終わり方だな〜って思ってたら最後にユベントス相手にあっさり勝ってしまった。

ユベントスに勝利でシーズンを終えてしまうとどうしても気持ち良く終われてしまう。

EL出場を目指すチームとしては不甲斐ないシーズンだったはずなのに…笑

 

目標のELにはまだまだ手が届かなかったけど今季の収穫もあった。1つはデフレルの加入により高い位置で奪える回数が増えた。リネティは元々プレッシングの意識が高かったが、プラートにもそのようなシーンが見られて成長を感じた。前線にもデフレルと連動できるようなアタッカーが欲しいところ。

もう1つは格上の相手には引いて守って守り切れるような幅の広がりを見せる試合が何度かあった。強いチームは失点が少ない

どちらも少しずつでもものにしていければもう一つチームのレベルも上がってくるはず。

 

あとはアウデロ、アンデルセンと才能溢れる若手がまた新しく台頭してきてここにサンプドリアの良さがあるなと改めて感じた。来季は若いムレーやシャボット、Thorsbyの加入が決まっており、彼らの躍進も期待している

 

 

 

 

18-19セリエA、結果には満足していないけど、ナポリに3-0で勝ったりユベントスに2-0で勝ったり嬉しい瞬間がたくさんあった。

大袈裟なことがなくてもチームを好きでいること、愛を感じられることが大事だと僕は思っているけど、そろそろ大袈裟なことを起こしてみたいな。EL出場?CL出場?コッパ・イタリアのタイトル?はたまたスクデット

何が起こるか分からないけど来年のサンプドリアにも楽しい予感がしている。思うがままに予感のする方へ付いて行きましょうか。サンプドリアと共に。また来年